プロフィール
新卒でゼネコンに入社。物流施設やR&D施設、工場などの産業用不動産の建築営業を手がけ、建物の竣工後にもビジネスの成長を支える「不動産アセットマネジメント」という仕事に関心を持つ。プロパティマネジメント会社で施設運営やテナントの売上支援などの実務経験を積んだ後、KJRMへ転職。待望のアセットマネジメント業務にチャレンジし、約3年でマネージャーに昇格。上場REITが保有する産業用不動産の期中運用に取り組んでいる。
所属部門
KJRマネジメント
インダストリアル本部 不動産運用部
インダストリアル本部 不動産運用部
所属するインダストリアル本部 不動産運用部は、「産業ファンド投資法人(IIF)」が保有する産業用不動産の資産価値の向上に取り組む組織である。物流施設、工場、研究開発施設、データセンター、港湾・空港施設、エネルギー関連施設などの物件を扱い、専門性の高いミドルバックオフィスとのOne Team体制で運用に取り組み、資産価値向上を目指してる。
大規模なライフサイエンス施設の
期中運用を副担当として手がける
アセットマネージャーになりたいと考えてプロパティマネジメント会社で修業していた頃、ゼネコン時代の上司に偶然再会しました。そのとき産業用不動産の市場は活況を呈しており、「不動産運用のキャリアに挑戦するのは今だ」と決意。上場REITにおいて唯一、産業用不動産に特化したファンド「IIF」を運用しているKJRMのキャリア人材の募集にエントリーし、アセットマネージャーとしての挑戦がはじまりました。
入社した年には、上場REITが所有するライフサイエンス施設で日本最大級の規模をもつアセットの副担当として、期中運用に取り組む機会を得ました。企業の枠を超えてオープンイノベーションの創出を目指す医薬系の研究開発拠点「IIF 湘南ヘルスイノベーションパーク」です。
当初は、ライフサイエンスとアセットマネジメントの間になかなか共通言語が見出せず、資産価値を高めるための望ましい施策を提案するのに苦労しました。ライフサイエンスについて私自身も学びながら、継続的にテナントや関係者とのコミュニケーションを重ねました。その甲斐があり、施設の運営体制の効率化や地域との連携などを通じて、さまざまな新しいシナジーが生まれ、資産価値向上につながりはじめています。
大規模な再開発プロジェクトと、
ESGの視点
マネージャーへ昇格し、より大きな責任を感じつつ、アセットマネージャーとして投資家利益を最大化するというミッションを再認識するようになりました。担当する上場REITである「産業ファンド投資法人(IIF)」の収益を最大化していくことです。IIFに組み入れられた既存のアセットの価値をいかに高めていくのか、自ら戦略を立てて運用に取り組んでいます。賃料改定の検討や諸経費を減らす工夫によるNOI向上、適切なタイミングでの修繕工事による資産価値の維持など、地道に一つひとつ丁寧に積み上げていくことが大切だと感じています。
昨今では、ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点での資産価値を向上させていくことも重要です。環境負荷を低減させる設備の導入、地域社会への貢献に関する配慮、法令を遵守する経営体制を徹底するなど、総合的な取り組みが求められています。
こうした一つひとつの努力が、決算資料の数字などとして成果に表れたとき、「頑張ってよかった」と大きなやりがいを感じます。
自身が立案した運用戦略を
責任をもって実行するやりがい
これまで数多くのプロジェクトを担当する中で、2023年のクリスマス当日に竣工した大規模な物流施設の再開発案件は特に記憶に残っています。
IIFとして初めてオンブックでの再開発プロジェクトで、既存の物流施設を解体し、新たに3つの温度帯を有する冷凍冷蔵倉庫を建設しました。テナント企業、信託銀行、ゼネコンなど、プロジェクトに関わるステークホルダーは多岐にわたり、協議や調整には多大な時間を要しました。プロジェクトマネジメントの難しさと奥深さを改めて学ぶ、貴重な経験となりました。そして、数々の困難を乗り越え、12月25日の竣工日に最高のクリスマスプレゼントになりました。
自ら運用戦略を策定し、その戦略の実行に自分自身で責任をもちながら、ゴールに向かって社内外のメンバーとチーム一丸となって取り組んでいけるところが、KJRMにおけるアセットマネジメントの最大のやりがいだと感じています。
自走してやり切る同僚に
さまざまな局面で刺激を受ける
アセットマネジメントは一人で完結できる業務ではありません。社内には、さまざまなバックグラウンドをもったメンバーが働いています。各人が高い専門性をもち、その個性は多彩ですが、共通しているのは「自走してやり切るプロフェッショナル」である点です。
サッカーにたとえるなら、周りを巻き込みながら自走できる能力をもっていて、連携もできるしシュートも決められるような人がKJRMには多いのです。前例のない取り組みでも、自ら方法を考えて周囲と力を合わせ、自分たちでレールを敷いて積極的にチャレンジしていくのがKJRM流です。
運用部の先輩や同僚にはそうしたプレイヤーが多く、いつも刺激を受けながら学ばせてもらっていますし、ミドルバックオフィスのメンバーも同様です。エンジニアリング、法務、税務などのスペシャリストが揃っており、初めて経験する複雑なスキームの案件であっても、適宜相談しながら安心して取り組むことができます。One Teamとして連携して業務品質を高められるのは当社ならではの仕事の進め方であり、そこに魅力を感じています。
アセットの取得から運用、売却まで、
一気通貫で対応できるプロを目指す
少し先の目標にはなりますが、不動産運用の業務に留まることなく、新規アセットのアクイジションなども手がけられるようになりたいですね。さらにいえば、機関投資家や個人投資家、銀行などのレンダー対応を含み、総合的なファンド運用にプロフェッショナルとして手腕を発揮できるような人材を目指そうと考えています。
「産業ファンド投資法人(IIF)」が理念として掲げている「日本経済の力を生み出す源泉としての社会基盤に投資し、日本の産業を不動産から支えていく」ことは、ほかの運用会社ではなかなか体験できない挑戦であり、個人的に強い共感を覚えています。
IIFの保有する物流施設、R&D施設、航空機の格納庫、タンクターミナルなどは、いずれも日常生活では触れる機会の少ないアセットです。これらアセットのテナント企業と寄り添いながら、二人三脚で物件価値の向上に取り組んでいく手応えは、おそらくほかで味わうことは難しく、私にとってとても大きなやりがいとなっています。
※社員の所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。