Interview
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投資家の顔が見える場所から、
自らの手で、不動産の未来を拓く

KJRMプライベートソリューションズ
アセットマネジメント
Y.Rさん

プロフィール

ファンド運用不動産の賃貸管理会社と、ニューヨークの不動産仲介・投資会社での勤務を通じて不動産ファンド運用への関心に目覚め、KJRMでの新たなチャレンジを決意。KJRM入社後は営業職として培ってきた視点を活かし、ミドルバックオフィスで専門性を磨いたのち、2022年に発足した私募ファンドチーム(現KJRMプライベートソリューションズ)の立ち上げメンバーに抜擢され、新規物件の期中運用を通じてAUM(運用資産残高)の拡大に貢献。日々、私募ファンド事業の急成長を実感している。

所属部門

KJRMプライベートソリューションズ
KJRマネジメントの一部門であったプライベートソリューションズ本部を母体として、2025年10月に業務を開始した、KJRMにおける私募ファンドに特化した資産運用会社。多様なバックグラウンドをもつプロフェッショナルが“One Team”となり、私募ファンドの組成・運用への挑戦を重ねながら、日本におけるオルタナティブ資産の運用市場で圧倒的なプレゼンスを築きはじめている。

不動産業界で培った営業経験が、
ファンド運用の糧になる

前職では、首都圏で主に不動産ファンドが運用する物件のプロパティマネジメント受注営業を、さらにニューヨークでは法人・個人投資家向けの運用不動産の取得、アセットマネジメントなどを手がけていました。その中で、部分的な関与ではなく、不動産ファンド自体の価値を作り出す、より当事者としての運用業務にチャレンジしたいという想いが、次第に強くなっていきました。
不動産業界で培った営業経験が、ファンド運用の糧になる
KJRM入社後は、ミドルバックオフィスで営業チームを支援する業務からスタートしました。最初に驚いたのが、メンバーの専門性の高さです。単にフロント部門を事務領域で支えるのではなく、営業や運用を担うフロントメンバーに対しても積極的に意見して、正すべきところは正す、ビジネスサイドに密接に関与する部門だったのです。営業経験の長かった私は、「社外のステークホルダーに目を向けながら専門性を活かす」という、当社のミドルバックオフィスに求められるスタンスが自然にとれたように思います。

フラットな企業風土のもとで
とことん本質を議論できる

新規アセットを上場REITに組み入れるうえでは、物件の成長性やリスクを適正に評価する必要があります。こうした手法を改めて学びつつ、運用フェーズで求められる専門的なサポート業務を覚えていきました。多くの社員が保有している「不動産証券化協会認定マスター」の資格も取得しました。
ミドルバックオフィスの業務に取り組むにあたってありがたかったのが、当社は、社歴やポジションに関わりなく、社内の誰とでも本質的なディスカッションができる風通しの良い企業風土があることです。私は前職で実物の不動産を扱ってきたため、当初は金融商品としての不動産の知識が浅く、金融商品取引法からの学び直しが必要でした。金融商品の場合、たとえ小さな法令違反であっても、その影響が会社経営にまで波及することもあります。緊張感を持って、学びながら業務を覚えていく過程では、高い専門性をもつ上司や同僚と、どんな些細なことでも納得いくまで話し合える環境は、大変心強いものでした。

4名ではじめた私募ファンドへの挑戦。
チームの成長と共に事業は拡大期へ

2022年4月、米国のプライベートエクイティファンド運用会社であるKKRのスポンサードを得て、当社の事業領域は大きく広がりました。KKRがグローバルで運用する不動産ファンドや、KKRが資本参画した企業が保有する不動産を裏付けとして、非上場の私募ファンドを組成、運用するチームが発足したのです。発足当初は、私を含めてわずか4名でのスモールスタートでした。
待望のファンド運用に関われるようになりましたが、その業務は想像を超える密度の濃さでした。KKRファンドの運用物件の期中管理はもちろん、KKRの本業であるPEにより傘下となった企業のアセットライト計画に伴う物件取得、期中運用や、その一環で全国展開するホテルチェーンのリブランディングに1年ほどかけて取り組んだこともあります。KKRが経営参画した国内のホテルチェーンを海外のホテルにオペレーションチェンジするべく、建物のリニューアルと集客オペレーションや接客サービスなどソフト面の改善を並行して進めました。このとき、社内にホテルアセットに精通した人材が複数在籍していることが非常に心強く、密接に情報交換しながら、全国の各ホテルへの現地出張を重ね、リブランディング業務を完遂できました。
事業の成長と共にチーム人員体制も拡大し、現在では、約20名の規模となっています。不動産、金融、法律、会計など、それぞれ強みをもった、キャリア入社のプロフェッショナルが加わり、一人ひとりがポテンシャルを最大限に活かして日々の運用に取り組んでいます。
4名ではじめた私募ファンドへの挑戦。チームの成長と共に事業は拡大期へ

投資家の顔が見える立ち位置で、
リアルアセットを磨き抜く

私募ファンドの運用に携わる魅力は大きく2つあります。
第一に、自分たちの取り組み次第で、物件のポテンシャルを最大化できること。運用不動産の現地に実際に足を運び、物件の間取りや設備を変えるなどのリニューアル工事によって不動産の価値を向上させ、新たな収益の創造につなげることができます。
さらには、未上場の私募ファンドは投資家の数が限られるため、一人ひとりの投資家の顔が見える運用であることも大きな魅力です。海外投資家の参加を促すため、クロスボーダーで新たなスキームを構築することからも学びは多く、そこで投資家にとって最善と思える運用戦略を自ら立案し、実行に移すことができます。
その意味で、当社のミッションステートメントである「Unlocking Real Assets’ Future」は、まさに自分たちの仕事に重なるようにも感じています。
私募ファンド市場におけるプレゼンスを高め続けたい

私募ファンド市場における
プレゼンスを高め続けたい

現在では、KKRが運用するファンドやKKRが経営参画する企業が保有する不動産だけでなく、当社独自のルートからも新規物件を取得し、私募ファンドを組成・運用する取り組みをはじめています。
メンバーの取り組みの成果が着実に積み上がり、目標を大きく超えるAUM(運用資産残高)を達成しています。その結果、REIT業界だけでなく、私募ファンド業界においてもKJRMのプレゼンスが格段に高まったと言えるでしょう。チーム内では、「信じられない金額になったね」「でも来年はもっと上を目指さなければ」などと話をしています。
拡大期を迎えているKJRM私募ファンドチームには今、前向きでポジティブなエネルギーが溢れています。発足当初に比べれば人数は増えましたが、驚くほどの運用資産残高の規模から見れば少数精鋭であることに変わりはなく、引き続き全員で力を合わせて運用に臨むスタンスが求められるでしょう。
私個人の将来の展望としては、引き続き大型アセットの期中運用を積み重ね、その経験やメンバーとの協働から得られる知見を最大限活用していきたいと考えています。
※社員の所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
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