社員インタビュー

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適切な情報開示で
投資家との
信頼関係を構築し、
企業価値を向上させる

都市事業本部 ファンド企画部

M.Hさん (2014年入社)

 

主な担当業務

ファンド企画部に所属し、MCUBSMidCity投資法人のIR(Investor Relations)を担当しています。年2回の決算発表に合わせて、様々な業務を遂行しています。具体的にはIR活動の方針立案やフィードバック、決算開示資料やプレスリリースの作成、WEBサイト管理、機関投資家向け決算説明会の運営や個人投資家向けセミナーへの参加、機関投資家やアナリストとの面談・問い合わせ対応など。リート業界は情報開示が充実しており透明性が高いと言われています。その分様々な対応が大変ですが、社内外の関係者を繋ぎながら適時公正な情報開示や対話を行っています。

ある1日のスケジュール

  • 9:20

    投資家オフィス集合

    自宅から投資家オフィスへ直行することもしばしば。

  • 9:30

    IRミーティング

    既存投資主である投信会社を訪問。当期の決算についてご報告。

  • 11:00

    IRミーティング

    新規投資家である地方銀行を訪問。MidCityの特徴を説明するとともに当期の決算についてご報告。投資スタンス等をディスカッション。

  • 12:00

    昼食

    オフィスまでの帰り道でランチ。

  • 13:00

    出社

    オフィスへ戻ってメールを確認し、1日のスケジュール・タスクを把握、業界アナリストのレポートをチェック、午前中の議事録を書いて社内共有。

  • 15:00

    証券会社とミーティング

    マーケット状況のヒヤリング、今後の投資法人の成長戦略についてディスカッション。

  • 16:00

    資料作成

    個人投資家向け説明会の資料作成。決算説明資料をベースに、投資初心者にもわかりやすい流れや表現を考えながら作成。

  • 18:30

    退社

    翌日のスケジュールを確認し退社。最寄りが東京駅なので周辺にお店も多く、買い物や友人とのディナーへ行くことも。

なぜMCUBSへ入社しようと思いましたか?

私は新卒でMCUBSに入社しました。学生時代に不動産関連の資格の勉強をしていたことや、経営大学院のファイナンスの授業に度々登場したリートという投資商品に成長性を感じたのが、この業界との出会いだったと思います。
就職活動中に社員の方から話を聞く機会がありました。そこでMCUBSは不動産会社以外がスポンサーとなる初めての資産運用会社で、業界初の試みに挑戦する精神が根付いていると聞き、会社に強く惹かれたことを覚えています。

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入社する前と後での印象の変化はありましたか?

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社会人経験が少なかった私にとって、入社当時は新鮮なことばかりでした。入社後1週間で配属が決まり、所属先でOJTを受けました。実務から学ぶことは多く、自ら積極的に物事を吸収していく姿勢やコミュニケーション能力が身に付いたと思います。上司と部下の風通しがよい関係や、経営層との距離が想像していた以上に近かったことも、多くの学びにつながりました。
MCUBSのスポンサーの1社が外資のUBSであることから、入社する前はもしかしたら社内カルチャーが部分的に外資系なのかもしれないと思っていましたが、先に述べたように、日々の業務では日系と外資系のいいところを組み合わせたような雰囲気だと感じています。

担当業務のやりがいを教えてください

日々変化するマーケットと直接向き合い、IR等を通じて投資法人と投資家、ひいてはそれを支える社員を繋ぐ役割を担っていることです。IRは発信の仕方によって投資口価格に悪影響を及ぼすため、企業価値を左右する厳しさがあります。数字の羅列だけではなかなか伝わらない、背景にある戦略や実績、将来予測やリスクをどう表現するか。常にそうしたことを追求しながら、適時公正にIR情報を発信することが重要です。それが投資家との信頼関係構築に結びつき、企業価値の向上に繋がっていくと考えます。
また、事業会社に比べて公募増資を行う機会が多いのもリート業界の特徴だと思います。決算IRだけでなく、投資法人の成長に不可欠な物件取得を実行するために戦略を検討し投資家から資金を調達する、それは容易ではないですが大きなやりがいでもあります。公募増資のプロジェクトが完了したときの達成感や充実感はひとしおです。

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仕事の進め方を教えてください

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毎年決算期末から2か月程度は、社内でIRの方針立案や決算開示資料の作成を行います。各部署から情報を集約し、表現方法等を適宜上司や他部署と相談しながら、決められた期間内に自分のペースで資料を作成していきます。それと並行して投資家との面談や問い合わせに備え、決算内容の分析や理解を深めます。
決算以外にも日々の運用の中で情報開示が必要な事象は発生します。開示ミスを防ぐためには他部署との情報共有や互いのチェック体制が重要なので、日々のコミュニケーションを大切にしています。
決算発表後3か月程度は外出が多くなります。この時期になると決算説明会の運営や機関投資家との面談があります。部長や時には経営層とともに海外も含め全国各地の投資家オフィスへ直接出向き、機関投資家と対話を行います。並行して個人投資家向けセミナーの準備も動きます。

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職場環境について教えてください

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社内には会議室以外は個室があまりなく、オープンな雰囲気です。その道を究めたプロフェッショナル人材が多い印象ですが、若手だからと憶することなく挑戦できる場がここにはあります。一人ひとりの裁量が大きい一方で、本部長や部長の席が身近にあり、情報共有や相談がしやすい環境だと感じています。部署のメンバーと一緒にコーヒーブレイクをとり、仕事の進捗報告をしながら他愛ない話で盛り上がることもしばしばです。
一般の企業に比べると女性の割合が高いですね。産休や育休を経て職場復帰されている方もいます。同じ女性として、どのようなライフプランを選んでも働き続けられる安心感がありますね。

今後取り組んでみたい
業務将来の目標

ファンド企画部には、IR業務以外にも、財務関連業務やポートフォリオ管理業務等があり、仕事範囲は多岐にわたります。前者は財務戦略の策定や資金管理、金融機関からの資金調達を関係部署と連携し実行します。後者は保有物件全体の予実管理や差異分析を行い、投資法人の現状や収益予想を把握し、今後の成長戦略を検討します。
これら業務に携わることで投資法人への理解を深めるとともに、投資家との対話に必要な企業財務やマクロ経済の分析力を更に鍛えることが今後のステップアップに繋がると考えています。
今後はIRから視点を広げ、投資法人が向かうべき未来や、そのための戦略・施策を立案・実行できる人材になりたいと思っています。